スキルアップ研修

スキルアップ研修のご案内

住まいの「これまで」と「これから」を体感できる「平成28年度石川県ハウジングスクール」

講座1
「日本の木でつくる、これからの木造とデザイン」
○国産材を用いた事例紹介
○なぜ「日本の木」なのか?その魅力とは?
○木を「そのまま使う」ことの意味
日本の木を用いた板倉建築に長年取り組んでいる安藤氏、スチール家具メーカーでありながら、日本の木を用いたオフィスや家具づくりに取り組んでいる若杉氏。分野こそ違いますが、木の建築、空間を生み出しているお二人が、それぞれ手がけられた事例をもとに「日本の木」の現状と魅力、使っていくことの意義と効果、そして設計・デザインに取り入れるポイントなどについて対談していただきました。
日帰研修
日帰り研修会:「京都市」
1.下鴨神社(非公開特別拝観)
下鴨神社は、平安期以前の創祀で京都最古の社の一つで山城国一の宮と崇められ、国事を祈願し、国民の平安を祈る神社として「式年遷宮の制」等が定められた。国史跡「糺の森」の広大な境内には、本殿(国宝)や53棟の重要文化財社殿が並び、1994年12月に世界文化遺産に登録されました。今回は、国宝建造物である東西本殿など特別公開の場所も見学しました。
2.町家ギャラリー日日
ギャラリー日日は、母屋と土蔵のある築100年以上の京町家で、板塀に見越しの松と風雅な門が目印。以前はある画家のアトリエと住まいだったところを改造し、母屋1階はギャラリー、2階はオフィスと会議室、母屋につながる土蔵は落ち着いたゲストルームとなっています。ゆったりとした時の流れとセンスの良い建築空間を見学しました。
3.京都御所
現在の京都御所は、土御門東洞院殿といわれた里内裏の一つです。光厳天皇が1331年(元弘元年)ここに即位されて以後、明治初めまでの永きにわたり皇居とされてきました。その間には火災による焼失と再建が繰り返され、現在の建物のほとんどは、1855年(安政2年)に再建されたものです。京都御所では、紫宸殿、清涼殿等の平安時代の寝殿造りから、御学問所、御常御殿等の室町時代の書院造りへと移り変わる建物様式の変遷をつぶさに見ることができました。
講座2
「インテリアカラーコーディネートの進化、グレイッシュカラーについて」
「新」インテリアカラーコーディネート心理学
○応用するためのカラー学入門
○応用するためのインテリアカラーコーディネート心理
○グレイッシュ・インテリアコーディネート実演と実習
ここ数年の間にグレイッシュカラーの建材・内装材・設備・ファブリックなどが登場してきました。そのことが原因で、全国のインテリアの専門家の方々が「どのようにグレイッシュカラーをコーディネートしたらいいのか…」と悩み困っている状況に対して、説明・実演・実習を通して教えていただきました。
講座3
「金沢市の歴史文化資産とまちづくり」
・金澤町家情報館見学
○金沢の風土と歴史的特性
○金沢市の歴史的景観に対するこれまでの取り組み
○伝統的建造物群保存地区
○こまちなみ保存区域
○金澤町家の保全と活用
○金沢職人大学校
城下町金沢は、藩政期から約430年間、大きな戦禍などに遭わず、多くの  貴重な歴史文化資産が残り、それが「金沢らしさ」を醸し出しています。私たちの役割は、この歴史文化資産を更に磨き高め、後世に引き継いでいくことです。金沢市のこれまでのまちなみ保全に関する施策や助成制度、金沢の貴重な歴史文化資産の価値と魅力について紹介していただきました。また、こまちなみ保存地区の里見町界隈を散策しながら、旧川縁米穀店を改修し11月にオープンした「金澤町家情報館」も見学しました。
講座4
「ガウディの触覚的建築と縄文的なるもの」
○ゴシックとガウディ
○アール・ヌーヴォーとガウディ
○アンダルシアとガウディ
○ガウディ建築と日本建築
アントニ・ガウディ(スペイン出身の建築家)の代表作品は今なお進行中の聖家族教会(Sagrada Familia)ですが、そのデザインの特徴は「触覚的」であるということです。触覚的をキーワードに、ガウディの建築デザインの形成過程を探り、その達成点を考え、また日本建築との比較を行って、その建築の特質などについても現地の画像を紹介しながら、詳しく解説していただきました。